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芯温センサー 使い方・コツ

 ●芯温調理とは・・・

食材にスチコン付属の芯温センサーを刺し、設定した芯温に到達した時点で、
加熱が終了するという調理の方法です。

※芯温調理の際は加熱時間を設定することはできません。
 タイマー調理か、芯温調理かのどちらかになります。

 ●芯温調理のメリット
生焼けを防ぐ衛生管理焼きすぎを防ぐ品質管理が可能
・扉を開けて何度も芯温を確認する手間が省ける
・初めて調理する食材が、何分で芯温到達するのか
 わからないときに有効

手順(※予熱をし、ホテルパンを投入した状態)
 加熱前

@芯温センサーを拭く
 芯温センサーを耐熱手袋で持ち、
 アルコールを噴霧し、軽く拭く。

A芯温センサーを刺す
 使い捨て手袋をはめ、食材を持ち、
 芯温センサーを刺す。


 

 加熱スタート
Bスタートキーを押す
 

 加熱後
C食材から芯温センサーを抜く
 芯温センサーを耐熱手袋で持ち、
 食材を抜く。

Dハンディタイプの中心温度計で
 芯温を計測する

 スチコンの芯温センサーだけでなく、
 しっかり確認しましょう。

E芯温センサーを拭く
 芯温センサーを耐熱手袋で持ち、
 アルコールとキッチンペーパーで
 センサーに付いたカスをキレイに拭く。

F芯温センサーを元の位置に戻す

G次の加熱の予熱をする




 

 


食材による刺し方
 ブロック肉
  カットする方向に対して
  平行に刺す

  カットする方向に対して
  直角に刺す

 丸鶏



胸身またはもも身の厚い部分に刺す


 ×ダメな例×
・軽い食材の薄い部分に刺す
 (厚い食材の厚い部分に刺しましょう。)
・芯温センサーの先端が突き抜けている
 (正確な芯温が計測できません。
  芯温センサーが突き抜けないようにしましょう。)
・食材が浮いている
 (浮いていると正確な芯温が計測できません。
  芯温センサーをホテルパンに置きましょう。)
・食材のカスがこびり付いた状態で
 次の予熱をする
 (正確な芯温を計測できなくなるだけでなく、
  衛生的にも良くありません。使ったらその都度
  キレイにしましょう。)
・芯温センサーを元に戻さずに扉を閉める
 (センサーの故障の原因になります。)

!注意!(※弊社のスチコンは芯温センサーに種類があります。)
 1点計測式芯温センサー

・センサー先端の1点で計測する

⇒計測ポイントが1点のみのため、
 突き抜けると正確な芯温が計測できません。
 センサーの先端を食材の厚い部分に
 刺さなければいけません。

5点計測式芯温センサーエクセレントシリーズ

・センサー先端から5箇所の計測ポイントがあり、
 一番低い温度で管理する

⇒計測ポイントが5箇所あるため、
 より正確な計測ができます。

芯温センサー3本仕様(エクセレントシリーズ)

先端の1点で計測するセンサーが3本搭載

⇒計測ポイントが1点のみのため、
 突き抜けると正確な芯温が計測できません。
 センサーの先端を食材の厚い部分に
 刺さなければいけません。

・上、中、下段に刺す
・ポーションの異なる食材に刺す
・3種の異なる食材に刺す
  と使い道は様々


・大量調理マニュアルの、「中心温度3点以上の計測」
 を加熱中に行うことができる。


よくある質問

Q:食材のどこに刺したら良いの?
Q:ホテルパンの何段目に刺したら良いの?
Q:芯温調理だと実際に加熱にかかった時間が見られないのでは?
Q:「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、芯温75℃1分間以上、
   ノロウイルスのおそれのある場合は、85〜90℃90秒間以上だが、
   芯温到達した時点で加熱終了で良いの?