のご紹介
今回はマルゼンのベーカリーコンベクションオーブンのご紹介です。
以前デッキオーブンについてご紹介いたしました。
詳しくは・・・
同じ「オーブン」でも何が違うのか?『デッキオーブンのご紹介』 の回をご覧ください。 加熱の仕組みの違いや特長等、詳しく解説していきます♪
コンベクションオーブンとは、ヒーターで熱を発生させ、
●デッキオーブンとの加熱の仕組みの違い
庫内のファンで熱風を強制的に循環させて焼成するオーブン。 マルゼンのベーカリーコンベクションオーブンは、庫内ファンを 風の循環が最も良いとされる形状を採用し、庫内の熱を効率良く循環させている。 よって、焼成物に効率よく火を通すことができる。 庫内の熱循環イメージ
以前ご紹介した「デッキオーブン」とは庫内の構造と
熱の伝わり方が全く違いますね。
前回ご紹介したデッキオーブンが「蓄熱」だったのに対し、
対流式のコンベクションオーブンの方が
焼成物に対して全体的に熱が入るため、 均一に焼色がつきます。 一方、上下の蓄熱の力で熱を通す デッキオーブンは、上下熱の境目に 「ホワイトライン」ができるのが特徴です。 ●新しくなりました! デザインを一新! ●簡易スチーム機能搭載 簡易スチーム機能を使用すれば ●使いやすいハンドル 左右どちらに回しても扉が ●衛生的
R加工を施して清掃 ●湿度を調整するオートダンパー
ダンパーの開閉により庫内の ●扉は左・右開き選択可能!
扉開閉の向きは、厨房レイアウトや ●二重ガラス扉
輻射熱処理を施した ●誰でも簡単操作
50~300℃の温度設定、10~99分50秒のタイマー設定が
得意
●様々な組み合わせが可能なMシリーズ
◎冷凍生地(発酵済みのもの) *ステップ登録にて簡単焼成。 冷凍クロワッサン 冷凍デニッシュ ◎軽い食感の生地 *風によって生地中の水分が飛びやすい(空気を膨張させる力も強い)ため、 サクサクした食感に焼き上げたいときに最適。 例)デニッシュ・クロワッサン・メロンパン・クッキー など 外はさっくりメロンパン クッキーも色鮮やかに仕上がります! ○型物 *熱の循環が良いので型物も素早く焼ける。 例)食パン・シフォンケーキ・パウンドケーキ など 食パンも腰折れなし! シフォンケーキ パウンドケーキ ○プリン *スチーム加熱により、湯煎なしでプリンの焼成可能。 プリン 苦手 △ハード系パン *フランスパンやドイツパン等のハード系のパン。 →生地をいっきに持ち上げることができない。 →蒸気のかかりも適正でなく、焼きこみも難しい。
コンベクションオーブンで焼いた
ハード系のパンは時間が経つと 皮が柔らかくなります。
ベーカーシェフの高機能をそのまま、 MBCO-4ME ●コンベクションオーブン + ミニデッキオーブン デッキオーブンと組み合わせる
●Mシリーズシステム例
外形寸法W1895×D800×H1625(mm)
作業フロー等に応じて
操作パネル・扉開閉向きを反対 にしたリバーシブル設定も可能 なので、置く場所を選びません! コンベクションオーブンに「貯水タンク」を内臓。 MBCO-T3ME 超小型(間口600mm)で 重量わずか53Kg! コンビニなどのカウンターに 置いて使用できる。 MBCO-T4ME コンパクトなMシリーズで、 しかも貯水タンク式! どこでも設置でき、 いっそう便利に。 MBCO-T5E 使い勝手のいいMBCO-5E タイプも貯水タンク仕様を用意。 焼成力も抜群!
貯水タンクとは、図のような
タンクを使用しています。 お手入れも簡単です♪
ベーカリーコンベクションオーブンは今や、製菓・製パンに欠かせない
機器となりつつあります。 それは、デッキオーブンとはまた違う焼き具合を出せることと、 操作が簡単であることも人気の理由です。 デッキオーブンとコンベクションオーブン、どちらも大変優れた機器であり、 それぞれの得意・苦手や、構造の違いによる焼成の方法を 知って頂くことで、皆様の現場の条件に合うオーブンの選定につながります。 |