通常みなさんがパン屋さんやケーキ屋さんなどで目にする
大きなオーブンの多くは「デッキオーブン」です。
業務用のパンや菓子を焼成するオーブンです。
上下にヒーターがあり、その熱を蓄えながら(=蓄熱)モノを焼きます。
上からの熱を「上火」といい、下からの熱を「下火」と呼びます。
下からの熱で生地が持ち上がり、上からの熱で焼き色などをつけます。
上下からゆっくりと火を入れていくのが特長です。
つまりデッキオーブンはどんなときも「蓄熱」が
カギになってきます。ちなみに蓄熱とは、熱を蓄えることです。
オーブンの中に熱を保持しながらその蓄えている熱でモノを焼きます。 |